2016年総括&2017年計画
新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
2016年中は大変お世話になりました。
2015年6月に起業してから約1年半が過ぎました。
「今週末にこの入金なかったら死んでたな」みたいな事態を何度か乗り越え、たくさんのまわりの方々に助けていただきながら、なぜか生き延びることができています。
本当にありがとうございます。
2017年も何卒、なにとぞよろしくお願いいたします。
2016年の総括
さて、毎年恒例の旧年の総括と本年の計画を報告する。
なお、昨年の同趣旨の記事は以下リンク先の通り。
(1)主なできごと
1月
・第1回Startup Weekend Hamamatsu コーチ参加
・Webプロモーションセミナー主催
2月
・企業マーケティング調査受託事業開始
3月
・Webサイト制作受託事業開始
・自治体受託調査・コンサルティング事業開始
4月
・補助金活用Webセミナー主催
・掛川市茶業振興計画専門部会委員受嘱
5月
・Startup Weekend Animeへの参加
・地域商社として札幌にて出張販売
6月
・姉妹都市提携に関する協議のためペーザロ(イタリア)等訪問
・イニシアチブNIPPONプロジェクト地域意見交換会 in 愛知&浜松
7月
・台湾・シンガポール出張
・イニシアチブNIPPONプロジェクト地域意見交換会 in 大潟・仙北
8月
・日本語オンラインレッスンプラットフォーム「Aniguage」事業準備着手
・台湾出張(日本語関係マーケット調査)
9月
・ペーザロ市−掛川市姉妹都市提携調印(ペーザロ市物産展開催支援)
・掛川市公衆無線LAN推進協議会委員受嘱
・イニシアチブNIPPONプロジェクト地域意見交換会 in 豊岡&新宿
10月
・イニシアチブNIPPONプロジェクト地域意見交換会 in 大村
・アニソンDJ交流イベント主催
・掛川西高等学校にて社会人講話
11月
・共同経営者としてY岡氏が(株)あらまほしに合流
・外国人政策定住研究会「東京ラウンド」開催
・掛川茶マーケティング調査ユージン・サンフランシスコ(米国)出張
12月
・YEGアカデミー(スクラム推進委員会主催事業)開催
・スマホサイト活用セミナー主催
(2)2016年計画の進捗評価
ここで、1月1日に考えた2016年の計画について、実際のところどうだったかについてその進捗を検証・評価する(A-Eの5段階)。
①日本茶国内販売の強化
評価:E
国内通販は継続したもののイベント実施回数等はむしろ15年より減少。また、Web上対策も拡充できていない。どのように国内通販を拡大するかは課題。
②日本茶海外輸出の開始
評価:D
海外輸出を開始することはできていない。一方、掛川茶の海外マーケティング調査等を経験し、知見が蓄積されつつある。
また、年末に通販サイトを見たシンガポールの方からの注文があるなど、半歩ほど進んだ。今後本格的に海外対応通販を整備する必要がある。
③Webマーケティング支援サービス事業「Real Writers」の立ち上げ
評価:B
各種セミナーを実施し、Web制作案件を数件受注した。
売上比率としては最もメインになりつつある分野。ただし、今後さらなる案件の受注拡大を図る必要がある。
なお「Real Writers」という事業名はボツにした。
④思い出・体験を贈るギフト事業の立ち上げ
評価:−
別途新規事業立ち上げのため未実施。
⑤掛川創生戦略の実行
評価:C
あいさプロジェクトを立ち上げ月1で定例ミーティングを実施。有機野菜の栽培を始めたりしている(戸田はあまり手伝えていないが)。また、今年発足した合同会社互産互生機構に同社社員として参画したり、公衆無線LAN整備推進協議会にも委員として議論に参加している。
しかし、それほどイニシアチブを取って動いているわけではないので、それほど手応えがない、というのが正直なところ。
(3)2016年全体振り返り
総じて言えば、たくさんの新たな、素晴らしい出会いばかりの1年だった。
・Startup Weekend Animeでの共同経営者Y岡氏との出会い
・イニシアチブNIPPONプロジェクトを通じた各地域での出会い
・スクラム推進委員会での経営者たちとの出会い
・エモーショナルなアーティスト(STARMARIE、葉月)とそのファンの方々の出会い
会社を2人体制とすることで新規事業に一気を弾みをつけて進めていきたいところ。もちろん固定費が増加するリスクを伴っているわけだが、それをはるかに上回る利益を互いに協力しながら弾き出していきたい。
未来を創る財団さん主催のイニシアチブNIPPONプロジェクトでは、定住外国人政策研究会のメンバーとして携わり、全国各地の地域意見交換会でとても有意義なディスカッションを聴くことができ、また東京ラウンドでは発表の機会もいただいた。
こうした政策提言活動についても、最大の関心事である外国人・移民というテーマにおいては積極的に活動していく。
また、関東スクラムに出向したことにより、シンプルというか従来型のビジネスにも関わらず、営業力やコネクションを上手く使ってスケールの大きな商売をしている経営者とたくさん知り合うことができた。事業のKFS(Key Factor for Success)は複雑なビジネスモデルなどではなく、営業力だ、ということを改めて感じた。
4つ目についてはまあ、最初はお勉強のつもりで通ううちにドハマリした感じ。後悔はないが、時間投入量という点では多少反省している。
ただ、これまで仕事がこの世で一番おもしろいと思っていた僕の価値観に影響を与えてくれる経験だった。音楽というかライブというか、それらが持つの力のすごさ。広義ではこれも自分にとっては良質なインプットになった。
もっとアーティスティックな仕事を心がけよう。後世への遺物として。
2017年の計画
一通り振り返りを終えたところで、2017年の計画。今年は大目標1つ及びその達成に向けた小目標3つにまとめる。
大目標:稼いで稼いで稼ぐ
創業1期目の売上はわずか300万円程度だった。
2期目はありがたいことに、現時点でその3倍程度の売上となっているが、目標として2,000万円を設定しているので、進捗はまだまだ道半ば。
さらに言えば、3期目は2期目の目標を達成した上で、その5倍を目指したい。というわけで2017年はその種蒔きも含めて事業を進めていく。
小目標1:Aniguageを軌道に乗せる
17年前半にβ版をリリース予定の日本語オンラインレッスンのプラットフォーム事業。
この事業を軌道に乗せられるかどうかで当面の自社ビジネスのスケールが決まる。
小目標2:日本茶の海外通販事業の開始・販路開拓
16年の目標にも掲げていたが全く対応できず終い。スモールスタートでいいので、とりあえず海外への販売実績をつくる。2ヶ月以内に英語版ECサイトをオープン予定。
小目標3:Web制作案件の受注拡大
現在、事業の柱となっているWeb制作案件の受注を拡大する。特に静岡県中西部でのプレゼンスを強化し、引き合いが次々と来る状況にまで持っていきたい。
2017年の計画としては大雑把には以上の通り。
とりあえず現状は事業規模が小さすぎて世の中への影響力がなさすぎる。
まずは事業そのもののスケールを大きくする。話はそれからだろう。
これまで毎年毎年「今年は飛躍の年にしたい」「今年は展開速度を上げる」みたいなことを言いながら大した結果につながっていない。
今年こそ、明らかな成果を上げる1年にする。
というわけで、2017年もどうぞよろしくお願い致します。