2017年の総括と2018年の計画
新年のご挨拶
遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。
今年は新年早々インフルエンザに倒れ、強制的に寝正月となりました。
そのため、例年であれば毎年1月1日に投稿している旧年総括&新年計画の記事もようやく更新できました。
何はともあれ、こうして2018年を無事に迎えられたことをみなさまに感謝申し上げたいと思います。
2017年も本当に、みなさま大変お世話になりました。
2018年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2017年の総括
それでは、2017年の振り返りから。
2017年当初に立てた計画・目標はこちら。
2017年の主なできごと
まずは2017年、どんなできごとがあったのか振り返ってみます。
主なできごとを時系列順にピックアップしてみました。
1〜2月
- 米国・ユージン市出張(掛川茶輸出戦略に関する市場調査)
- 掛川市シティプロモーション戦略策定調査
- 袋井市「クラウドファンディング活用セミナー」講演
3〜4月
- 掛川茶輸出戦略策定業務 納品・完了
- アニソンDJ国際交流イベント「ANIME GOTCHA!!」開催
- 日本語オンラインレッスンサービス「Aniguage」リリース
5〜6月
- 静岡銀行との取引開始、融資を受ける
- 秋葉原にてトークイベント「出身なんて関係ない!?Web企業×留学生」開催
- 西日本新聞社主催シンポジウム「新移民時代」パネリストとして登壇
- 立命館大学「産業とまちづくり」にてゲスト講義
7〜8月
- 役員退職・独立に伴い「Aniguage」事業譲渡
- ネパール日本語学校視察旅行
9〜10月
11〜12月
- しずぎん起業家大賞 応募
- RESASハッカソン2017 in 京都 最優秀賞受賞
- 新規事業(EBPM事業)に関するリサーチ開始
2017年計画の進捗評価
続いて、2017年元日に立てた当年の目標について、その進捗を検証・評価していきたいと思います。
よい方からA-Cの3段階評価とします。評価基準は僕の感覚です。てきとう。
大目標:稼いで稼いで稼ぐ
総合評価:B
創業2期目の売上目標は2,000万円と設定しておりました。
で、結果はと言えば1,185万円でした。達成率は59.2%ということで、ぜんぜん届かず……。
ただですね、創業1期目の売上はわずか300万円程度だったことを思えば、大きな進歩ではないかと思います。ええ、そういうことにしましょう。
というわけで総合評価はB!
小目標1:Aniguageを軌道に乗せる
評価:C
軌道に乗せるもなにも事業譲渡して消滅するという……。いろいろありましてね……。
ただ、C to Cのプラットフォームサービスを企画し、立ち上げるところまで実際に行った経験は蓄積できたので、これは今後活かしていきたいと思います。
小目標2:日本茶の海外通販事業の開始・販路開拓
評価:C
ECサイトのプラットフォームを切り替えるなど改修は行いつつ、日本茶通販事業は縮小しています。
海外販路開拓も特段進んでおらず、今後も拡大路線とはしない予定です。
小目標3:Web制作案件の受注拡大
評価:B
Web制作の案件は複数件、特に掛川・静岡地域でのお仕事をいただくことができました。
まだまだ案件数としては少ないですが、ちょっとずつ実績を積んでいきたいところです。
2017年全体振り返り
出会いもあれば別れもある。
ということで、2017年は思いがけず、事業の選択と集中の年になりました。
当社の主力事業とすべく、2016年末、新たに役員を迎え入れ、半年ほどの時間をかけ、アニメ好き外国人向けのオンラインレッスンサービス「Aniguage」については、今年7月に事業譲渡し、また創業当初からの日本茶通販事業も縮小することにしました。
一方、Web制作事業の拡大及び後述する新規事業の準備などを進めた一年でもありました。
静岡銀行からの融資を受けられた、というのも今期の大きな出来事の一つであります。
事業以外の面では、未来を創る財団の主宰する定住外国人政策研究会のメンバーとして、シンポジウムでお話させていただいたり、大学や市役所等での講演する機会にも恵まれました。
こうした対外発信活動や、政策提言活動については、毎年継続していきたいと思います。
ただ、総じて「今年も大した成果が上がってないな……」というのが率直な感想です。
売上としても下半期2名体制だったことを思えば、そこまで大きいわけでもなく。
ただ、着実に一歩ずつ積み重ねはできているとも。
あまり卑下しすぎず、この2017年を2018年につなげていきたいと思います。
2018年の計画
というわけで、2017年をふまえて、2018年の計画についてです。
今年も形式としては、大目標1つ及びそのための小目標3つにまとめたいと思います。
大目標:基幹事業をつくる
株式会社あらまほしの2期目の売上は1,000万円を超えました。
これは一つの目安でもあったのですが、3期目の数字としては1,000万円超の売上を維持することを目指したいと思います。
しかし、2018年は数字以上に、株式会社あらまほしとしての基幹事業、主力プロダクトをつくり、育てる、ということに注力したいと考えています。
特に現在の当社の売上構成としては、地方自治体及び財団法人のコンサルティング、中小企業向けWeb制作事業が中心となっています。
一方で、これらの事業について、競合他社と差別化を図るためのUSP(Unique Selling Point)が何か、と問われると「これだ!」と明言できるものがない状況です。
と言いつつも、例えばWeb制作分野で、当社が技術的な優位性を持つことも難しいところではあります(もちろん今後も継続及び強化はしていきますが)。
ついては、これに対し、2018年では(今度こそ)独自事業を展開し、「株式会社あらまほしと言えばコレ!」と言えるプロダクトを展開していきたいと考えています。
というわけで、小目標としては次の通りです。
小目標1:地方自治体におけるデータ利活用を推進する新規事業の立ち上げ
2017年の暮れから着手していますが、地方自治体におけるデータ利活用を推進するための新規事業を準備しています。
具体的には、地域経済データ分析レポートの販売、EBPMのための調査研究を事業化します。
こうした新規事業を行うことにより、利益を生みながら、日本各地において、科学的根拠に基づく政策形成を進めていくことに貢献したいと考えています。
数値目標:データ分析レポート販売・導入 20団体
小目標2:地域の企業経営者向けコンテンツの制作・発信
2018年1月より「経営読書塾」という経営者向けのブックレビューメールマガジンを始めました。
これまで疎かだった地域企業向けのコンテンツづくり、情報発信についても2018年は強化していく予定です。
また、これらの情報発信を通じて、将来的には掛川を中心とした地域全体の経済活性化につなげていきたいと考えています。
数値目標:メールマガジン発行件数 50件
小目標3:Web制作技術の高度化・受注拡大
Web制作については、創業2年半を通じて複数の制作ディレクション経験を積み重ねてきました。
2018年はより制作技術の高度化を図るとともに、社外のデザイナーさん、エンジニアさんとの提携も多角化しながら、クライアントのニーズにより的確な対応ができる体制を整えます。
数値目標:Web制作案件新規受注 6件
以上、2018年の計画・目標でした。
それと小目標には入れておりませんが、そろそろ健康な生活をきちんと意識していきたいと思います。良質な睡眠、バランスの取れた食事、適度な鍛錬。
今年は元日からインフルエンザにかかったのでより健康の大切さを噛み締めています。
繰り返しになりますが、今年は新たな基幹事業を生み育てる一年にしたいと思います。
いや、毎年言ってるんですけど。三度目の正直ですね。
がんばっていきたいと思います。
2018年も応援何卒よろしくお願い申し上げます。