後世への最大遺物

2015年に静岡県掛川市で起業した一人社長のBlogです。日々の雑感や経営の話など。

中小企業診断士受験日記 Day1

中小企業診断士試験に申し込んでいたことを本日7月28日に思い出しました。

 

1次試験は8月4・5日ということでもう来週です。

合格するのに必要な勉強時間は平均1,000時間前後とのこと。

そして僕の勉強時間は現在0秒。

 

…………もう無理なのでは??

 

ただ、試験放棄するのも癪なので、1週間悪あがきしてみようと思います。

これはその記録です。

 

試験の流れ

そもそも中小企業診断士試験ってどんな試験なんでしょう?

僕もよく知りません。

これはいけませんね。

敵を知り己を知れば百戦殆うからず。

まずはどんな試験なのか知るところからはじめましょう。

 

中小企業診断士資格取得を目指す方に中小企業診断士試験のご案内です

↑こちらは一般社団法人中小企業診断士協会の公式サイトの案内ページです。

ここから試験案内を確認することができます。

 

まず、中小企業診断士試験は、「中小企業支援法」第12条に基づく国家試験です。

そう中小企業診断士って国家資格なんですよね。

 

で、試験の流れは1次試験→2次試験(筆記)→2次試験(口述)となっています。

今回僕が受験するのは当然のことながら1次試験で、これに合格しなければ2次試験に進むことはできません。

というわけで当面(というか今週1週間)この1次試験に向けてがんばろう、ということになります。

 

1次試験の内容

1次試験では、次の7つの試験科目を受験することになります。

 

  1. 経済学・経済政策
  2. 財務・会計
  3. 企業経営理論 
  4. 運営管理(オペレーション・マネジメント)
  5. 経営法務
  6. 経営情報システム
  7. 中小企業経営・中小企業政策

そして、これら7科目の総点数で60%以上の点数を取ることが必要になります(正確な合格基準は次の通り)。

 

第1次試験の合格基準は、総点数の60%以上であって、かつ1科目でも満点の40%未満のないことを基準とし、試験委員会が相当と認めた得点比率とします。 

 

試験勉強の開始〜まずは過去問を解くことから

さて、時間がありませんので、最大効率で勉強していかなければなりません。

というわけで早速書店に行って過去問を買ってきました。

どんな試験も、まずは過去問を解くことから始まります。

出題のレベル、傾向を把握するにはそれが一番手っ取り早いので。

 

購入したのは日本マンパワー中小企業診断士受験研究会『中小企業診断士第1次試験模範解答解説集〈2016年度〉』です。

本当は昨年度2017年度のものが欲しかったのですが、あいにく在庫切れでした。

 

そして、早速本日7科目のうち以下の3科目を解いてみました。

  • 経済学・経済政策
  • 財務・会計
  • 企業経営理論 

それぞれ得点は上から24点、8点、58点でした(いずれも100点)。

かなりまずいです。

企業経営理論は3時間くらいガッとテキストを読み込んだら合格ラインに持っていけそうですが「経済学・経済政策」と「財務・会計」は基礎の習得に時間がかかりそうな感じでした。

 

今後の方針

明日はとりあえず残り4科目を解いてみる予定です。

一通り解いてみることで、合格ラインである60点までの距離を測ります。

で、基本はその距離を詰めやすいところから詰めていくのですが、いかんせんもう時間がありません。

「経済学・経済政策」「財務・会計」のように時間がかかるものはとりあえず50点を取れるよう基本だけ抑え(応用問題は捨て)、「企業経営理論」「中小企業経営・中小企業政策」のような、これまでの実務経験で培った知識が活かせるもので70〜80点をめざす、という作戦でいきたいと思います。

 

無理ゲーな予感しかしませんが、「あきらめたらそこで試合終了ですよ」ということで、がんばります。