後世への最大遺物

2015年に静岡県掛川市で起業した一人社長のBlogです。日々の雑感や経営の話など。

イニシアチブNipponプロジェクト地域意見交換会 in 兵庫・豊岡(2016/09/03)

寝坊して予定の電車を1本逃したものの、なんとか間に合わせて午前7時に東京を出立、兵庫県豊岡市は城崎へと向かう。

正午過ぎに未来を創る財団の面々と合流し、13時より予定通り開催された「イニシアチブNipponプロジェクト地域意見交換会 in 兵庫・豊岡」に事務局メンバーとして出席。

会議中はひたすら議事録を取る。

地域意見交換会も今回の豊岡で4回目(これまでに愛知、浜松、秋田にて開催)となるが、いずれの会も各地域の特色が色濃く出て、非常に勉強になる会議となっている。

今回は特に旅館組合、漁業組合の代表としてご出席いただいた方のお話などが非常に興味深かった。

 

会議終了後は城崎国際アートセンターを視察し、館長の田口幹也氏から直々にご説明をいただく。

「国際アートセンター」という一見すると単なるハコモノ政策に見えるものが、なぜ、どのようにしてまちに受け入られ、世界的に注目を集めるアーティスト・イン・レジデンスとなったか、といったことを伺った。

さまざまな要因があるかとは思うが、印象的なのは以下のポイントだろうか。

  • 「浴衣で人々が外湯を巡る」という豊かな城崎の温泉まちの文化・風景
  • 「タトゥーフリー」に象徴されるオープンな気風
  • アーティストに義務を課さない姿勢(滞在費無料、滞在中は1団体に限る、滞在中に作品を完成させる必要はない)
  • 地域住民への恩返し(アーティストは住民に何らかのショウを無償で提供)

田口氏の取組については、地域意見交換会のコーディネータを務めているジャーナリスト・磯山友幸氏の記事に詳しいので、ご関心のある方は参照されたし。

wedge.ismedia.jp

 

夜は西村屋ホテル招月庭にて、関係者・主催者にて懇親会。さらに城崎の中心部に移って2次会、3次会と豊岡市の方々と楽しい時間を過ごさせていただいた。

美味しいお酒にほろ酔い気分になりつつも、招月庭に戻り、城崎の温泉を堪能して床についた。

事業を成功させて死ぬほど稼いだら次は西村屋さんの本館に宿泊しようと思う。