立命館大学「まちづくりと産業」講義:一人ひとりの事業が地域を変える
昨日6月20日、立命館大学の「まちづくりと産業」という授業にてゲスト講義をさせていただきました。
同授業でのお話させていただくのももう4年目になります。
毎年ブラッシュアップはしてきたのですが、今年はお話する内容をわりと大きく変更しました。
例年は「産業連関表」という統計資料を解説しながら、地域経済分析の方法について紹介してきたのですが、学生のみなさんからの「むずかしい」という声がたくさんあったので、今年は内閣府・経産省の提供する地域経済分析システム「RESAS」を使うことにしました。
RESASは、統計資料を扱ったことがない方でも簡単に産業構造や人口動態などに関する幅広いデータを確認してビジュアル化できるシステムです。
この判断が功を奏したのか、例年より「むずかしかった」「わからんかった」という声は減り、「自分でもRESASを見てみようと思う」「今度レポートを書く時に使ってみたい」などの嬉しい感想が見られました。
前半はこうした地域経済分析について紹介し、後半はここ2年間の自分の創業経験をベースに、「地域で事業に取り組むこと」についてざっくばらんにお話しました。
成功体験よりも失敗談を主に話したので、起業やビジネスについて少しでも身近に感じてもらえれば幸いかな、と。
当日の講義資料は以下の通り公開しておりますので、ご関心おありの方はぜひご覧ください。