後世への最大遺物

2015年に静岡県掛川市で起業した一人社長のBlogです。日々の雑感や経営の話など。

犀の角のようにただ独り歩め

「今年はちゃんと働こう」と決めて早2カ月。

おかげさまで仕事の受注も増え、忙しい毎日を送らせていただいています。

 

しかし、目の前の仕事への対応に追われつつあり、未来への投資がなかなかできていないのも正直なところ。

年初に一度計画は立てているのですが、状況は刻一刻と変化し、すでに現状と乖離している部分もあります。

そこで、今日は久しぶりに落ち着いて目標と計画を立て直そうかと。

 

で、一日ゆっくり考えていたのですが、めざすゴールとその実現に向けた目標が全然リンクできていないなあ……ということを改めて認識しました。

 

もちろん「4月から本格的に新しいビジネスの営業を開始できるよう、3月中にその準備としてPRツールを制作しよう」みたいな目標と計画は立てられます。

しかし、それより上位、最上位のゴールとそれを達成するための道筋が見えていないのです。

 

何度か書いていますが、僕のめざしているゴールは、移民・難民の子どもたちが不自由なく暮らし大人になって活躍できる国をつくることです。

そのためにシンクタンクへ入社して政策研究に携わりました。

退職後は、移民の方が活躍するモデルケースとなる事業をつくり、稼いだ金で移民の子どもへの教育へと投資する……そのために起業しました。

このゴールに結びつく仕事ができているのか、というと甚だ疑問です。

もちろんまずは会社を継続させるためにしっかりと稼ぐことが大切なのですが、それだけに終始するなら自分で会社をつくった意味がない。

 

ただ食べていくだけなら、それはそんなに難しいことじゃありません。

ただ、これからもめざす世界があるなら、これからも初志を貫く覚悟を持つなら、もっともっと考え抜いて、行動し続けていかなければならないのでしょう。

 

牛のように遅い歩みではありますが、これからも悩み迷いながらも前に進んでいきたいと思います。

 

犀の角のように、ただ独り歩め。