後世への最大遺物

2015年に静岡県掛川市で起業した一人社長のBlogです。日々の雑感や経営の話など。

新規事業をはじめます:テーマはEvidence-Based Policy Makingの普及

月末ですね。

あ、今月Blog1記事も書いてないや、と思い出し。

最低月1くらいは記録を残す意味でも更新していきたいところ。

 

実は10月中旬に政策研究大学院大学科学技術イノベーション政策研究センター専門職ポストに空きが生じたらしいというのを知り応募していたのですが、11月初旬にあいにく不採用通知が届きました。

「副業として会社経営を続ける」というのは前例がないらしく。

いや、それだけが原因かは知らんのですが。

 

しかし、これをきっかけに科学的根拠に基づく政策立案(EBPM:Evidence-Based Policy Making)についてふつふつと興味関心が沸くようになりました。

 

シンクタンク研究員だった頃から定量データに基づく政策立案と評価のサイクルを回すことの重要性は感じていたのですが、日々の業務の中ではなかなか個別に検討したり具体化することは難しく、特に新たな取組やムーブメントを起こすことは叶いませんでした。

 

しかし、今なら事業としてEBPMに取り組むこともできるかもしれないなあ、と思い、ここ1カ月ほど新規事業としてプランを考えておりました。

当初は、行政内に眠っている資料を掘り起こして、「情報を使えるデータに加工してアーカイヴ化する」という事業を考えておったのですが、市役所の友人数名に話を聞くと、それはなかなかハードル高めとのこと。

で、まずはすでに公表されている統計ベースでもよいので、地域経済のデータだけでも整理して提供する、といったプランがよいのでは、という話に落ち着きつつあります。

 

というわけで、その事業企画を取りまとめ、ついでにメインバンクの静岡銀行さんからお声掛けいただいたので、「しずぎん起業家大賞」というビジネスコンテストに応募してみました。

 

第6回しずぎん起業家大賞|静岡銀行

 

ただ、スケジュールを見ると受賞発表が来年3月と大変気の長い話であるのと、受賞しようがしまいがいずれにせよプロダクト開発とマーケットリサーチはする必要があるので、粛々と進めていく予定です。

 

もう2017年もおわりではありますが、年内にプロダクトのβ版は作り上げたいと思います。

 

今年初めに立てた2017年計画の目標はもうびっくりするくらい達成できていないというか御破算になっちゃったものばかりなのですが、この1月で今回の新規事業のプロダクト開発までできたら、まあまあよい1年だった、として締め括ってよいのではないでしょうか。

 
todayuya.hateblo.jp

 

そして、日本茶事業、日本語オンラインレッスン事業と起業して2年半で颯爽と2つの事業をこかしてきたので、三度目の正直として今回の事業は成功させたい、とわりと本気で考えております。

 

応援どうぞよろしくお願いいたします。